衆議院予算委員会(答弁)

○下地議員 二次補正をつくるときに、内閣府に何回言っても今言っているような答弁しか出てこないんですけれども、みずからがしっかりと二次補正をつくって、これで効果がありますよということを言っているわけだから、これがうまくいかなかったら、GDPでどれだけ落ちて、失業率がどれだけ落ちて、経済にどれだけ多くのものが出るのかというのは答えられるはずだと思うんです。自分の自信があって出されているものに関しては、私のものが通らなかったらこれは経済に大きな影響を及ぼしますよと言うのが普通ですけれども、政府は全く数字を言わない。ここは少し問題であると思いますね。
 それで、時間がないからあれですけれども、定額給付金をやると〇・二%のGDPが上がるとおっしゃる。定率減税をやったら〇・二七上がると言う。二兆円の一般会計の政府支出をやったら〇・三九上がるんじゃないかと言われている。定率減税と定額給付金を一兆円ずつやったら〇・二七上がるんじゃないかと。定額給付金と一般財政をやったら〇・三三上がるんじゃないかと。六番目に、定率減税と一般会計をやったら〇・三三じゃないかとか、いろいろと調査室で調べたら、こういう調査が出てきていますよ。
 総理、総理の選択肢はいっぱいあるんですよ。選択肢はいっぱいある。だから、今、国民の支持率、国民から、七〇%の方々がこの定額給付金はだめだとおっしゃっております。それで、第二次補正予算を六十日間与野党が協議をして、お互いがチキンゲームでぶつかり合ったら、十二万人も新たに失業者が出るんではないかというふうな統計も出ている。
 一点目に、総理は、私は国民の立場をもって政治をやるというお考えであることはもう間違いないと。そういうふうになったら......(発言する者あり)当たり前のことを言っているんです。そういうふうなことを言ったら、この公明党の立場も野党の立場も取り込んで、さまざまな選択肢の中でこれは決着をさせていくというのも私は一つの方法じゃないかと。政治はいっぱいの妥協の産物だとよく言われるじゃないですか。そのままけんかをしていくのか、修正をしながら国民のために結論を出していくのか、私は決断しなきゃいけない時期に来ていると思います。
 それで、総理にお聞きする前に野党の提出者の皆さんにもお聞きをしたいんですけれども、こういう修正案が出てきたら、野党も、定額給付金を全部抜けという今提案ですけれども、修正に乗って、国民のためにまとめるおつもりがあるのかないのか、まず野党から聞かせていただきたい。
    〔鈴木(恒)委員長代理退席、委員長着席〕

○細野委員 私どもも、下地議員が御指摘をされたような経済に対する厳しい認識のもとに修正案を、さまざまな意見がありましたけれども、提出をさせていただきました。しかも、この修正案については、仮に採決をしていただければ、今後できるだけ早い段階で実施に向けてできるように、参議院の審議についても協力できるということについても理事会で述べさせていただいたところでございます。
 したがいまして、与党の皆さんがテーブルに着くということであれば、さらなるさまざまな議論も含めて、私どもは修正に応じる考え方だということを申し上げたいと思います。

○下地議員 総理、国民のことを考えて修正に応じると言っているんですから、もうここは論議した方がいいんじゃないですか、論議を。ここは強引に強行したら、私は本当の意味での国民のための政治にならないというふうに思うんです。総理の英断をお願いしたいんですけれども、御答弁をお願いいたします。