2009年2月アーカイブ

○細野委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度政府関係予算三案に対し反対、共産党提出の撤回のうえ編成替えを求めるの動議に反対の立場から討論を行います。
 今回、本予算委員会で審議をされたのは、総選挙を前にした最後の本予算であります。麻生政権にとっては、総選挙を前に、我々野党と国民の声に耳を傾ける最後のチャンスでありました。
 景気が急速に悪化をし、経済予測などの前提が崩れたのだから、最低限そこは修正すべきだという我々の最低限の主張にすら、麻生政権は一切耳を傾けませんでした。
 二〇〇八年十―十二月期の我が国の実質GDPは、年率マイナス一二・七%と、歴史的なマイナス成長を記録しています。二〇〇九年度の実質経済成長率についても、IMFはマイナス二・六%と大幅なマイナスを予測しています。しかし、本予算案は、ゼロ成長という間違った前提と危機感ゼロで編成された欠陥予算であり、審議中であるにもかかわらず、補正予算が既に既定路線化する始末であります。
 経済危機に対応するために、霞が関の既得権益を打破し、予算構造を根本から転換することが求められています。しかし、本予算案は、従来の予算構造の域を一歩も出るものではありません。道路族の圧力に屈して道路特定財源一般財源化の公約をほごにしたことが象徴的であります。
 しかも、麻生総理は、たび重なる発言のぶれ、さらには中川前財務大臣辞任をめぐる迷走により、国民の信頼を完全に失ったわけであります。
 昨年末、麻生総理は、堂々と法律に違反をして、わたりを認める政令を閣議決定いたしました。これは政令を作成した霞が関のクーデターであり、麻生総理が霞が関を全く統治できていない姿が公となりました。麻生総理は新たな政令の作成にも言及をいたしましたけれども、天下りバンクを通じたオモテルートも残り、OB間で天下り団体の指定席を引き継ぐウラルートは野放しのままであります。
 今や、麻生政権は完全に、自民党に対しても霞が関に対しても統治能力を失っています。新たな補正予算を出すのではなく、参議院選挙という直近の民意を受けた民主党の声を受け、国会に予算の修正協議の場を設けるべきであります。
 今回、この欠陥予算をごり押しした報いは、次の総選挙で必ずお受けになるということを覚悟していただきたいというふうに思います。我々は、その総選挙において必ず勝利をし、新たな政権のもとで、日本経済により正直で的確に対応する予算を編成することを約束し、討論を終わります。(拍手)
○細野委員 麻生総理、アメリカからお帰りになって直後の質疑ということで、お疲れさまでございます。この間、激務をこなしておられますので大変お疲れだとは思うんですが、できる限り明快なる御答弁をお願いしたいというふうに思います。
 まず、麻生総理に日米の首脳会談についてお伺いをしたいんですが、今回、アメリカまで行かれて、オバマ大統領と初めてお会いになる首脳ということになったわけですが、ちょっと私どもが期待していたのと違ったのは、首脳会談はやったんだけれども、共同声明のようなものは出なかった。
 確かに、首脳会談をやってそういう共同声明は出ないことがあることは承知をしていますが、その場合も、多くの場合は共同記者会見があって、例えばロン・ヤス関係もそうですが、小泉総理とブッシュ大統領も何度か共同記者会見をされましたね。そういうものを国民はやはりイメージをしていたと思うんですよ。
 それがなかったということについて、麻生総理、どういうふうにお考えになっているか、お答えいただきたい。
○細野委員 閣僚の皆さん、お疲れさまでございます。川内委員に続きまして質問させていただきたいと思います。
 特に閣僚の皆さんの中でも与謝野大臣、長時間本当にお疲れさまでございます。物理的にもずっと大変なお役だと思いますが、それ以上に、今の日本の経済状況、社会状況を考えたときに、もともと三つに分かれていたはずの大臣をすべて兼ねられているというのは本当に大変だと思います。
 まず、与謝野大臣にお伺いをしたいのは、旧来までは経済財政の政策の担当をされていて、昔でいえば経済企画庁長官も兼ねられている。そういう中で、経済成長を実現しなければならない、そういうお立場にあるわけですね。一方で、今度は財務大臣として財政規律も守っていかなければならない。特にこの二つは、当然、予算をつくるというときには矛盾をする、そういう役割にもなりかねないわけですが、その問題を今の状況においてどういうふうに考えられていて、どうやって、何に優先順位をつけつつ、この難局を乗り越えようとされているのか、まずそのことを御答弁いただきたいと思います。
2009年2月9日
AERAに掲載して頂きました。
こちら
○細野委員 民主党の細野豪志でございます。大臣の皆さん、よろしくお願いをいたします。
 私も、仙谷委員の質問に引き続きまして、埋蔵金の議論から少し入りたいというふうに思います。
 これは与謝野大臣にお伺いをしたいんですが、この埋蔵金の議論で、私がこの経緯を見ておりまして今の内閣の中で非常に奇妙だなと思いますのは、従来、埋蔵金というのは、自民党の中でいうといわゆる上げ潮派の皆さんが言っておられて、こんな財源があるではないかという議論からスタートしたわけですね。今、政権の中枢に座っていらっしゃる皆さんのお顔ぶれを見ると、上げ潮派の方々はどうもいらっしゃらない、そうでない方が座っていらっしゃるんだけれども、財源には上げ潮派の方々がおっしゃっていた埋蔵金を使われている、こういうふうに私には少なくとも見えます。ただそこは、自民党の中のいろいろな議論ですから、私どもが土足で入ってわあわあ言うことでもないでしょうから、これ以上は申し上げません。
 ただ、与謝野大臣、初めに一つだけ申し上げたいのは、与謝野大臣は埋蔵金はないとずっとおっしゃっていたわけですね。ことしの補正予算と来年度の予算を合わせると、与謝野大臣がおられる麻生内閣は八・四兆円の埋蔵金を積み崩されるんですね。
 片や、我々はどうかというと、埋蔵金を当てにしていますよ、当てにしていますが、我々が当てにしている埋蔵金は、特別会計の中から四年間で六・五兆円という計算をして我々はマニフェストを出したんです。それに対して与謝野大臣は、去年、おととしと埋蔵金論争があったわけですが、財政改革研究会という自民党の中の、皆さんの立場、財政均衡派の立場に立たれているレポートの中で、民主党の政策をもって、民主党の財源論は埋蔵金伝説のたぐいだと辛らつに批判されているわけですね。
 我々の財源を批判しておいて、我々よりも埋蔵金をたくさん使って予算をつくっていらっしゃるわけだから、自民党の中の議論は結構ですが、やはりこれは、民主党に対してはこの見解は間違っていましたと言っていただかないと、ちょっとこの議論はスタートしないと思うんですが、いかがですか。
2009年2月4日
東京新聞に掲載して頂きました。
こちら
2009年2月4日
西日本新聞に掲載して頂きました。
こちら
2009年2月4日
日刊スポーツに掲載して頂きました。
こちら
2009年2月4日
毎日新聞に掲載して頂きました。
こちら
2009年2月4日
読売新聞に掲載して頂きました。
こちら
2009年2月4日
静岡新聞に掲載して頂きました。
こちら?
こちら?
○細野委員 民主党の細野豪志でございます。麻生総理そして閣僚の皆さん、よろしくお願いいたします。
 私からは、もう午前中もかなり議論になりましたが、わたりの問題、天下りの問題、この問題を中心に議論をさせていただきたいというふうに思います。
 資料は手元に届いていますでしょうか。まず一番初めのパネルをごらんいただきたいと思います。「「渡り鳥人事」禁止へ」という新聞記事がこちらにございます。横の棒を引いてありますが、「福田首相ら政府首脳は近く渡り鳥行為の実態調査を行った上、閣議で全面禁止措置を正式決定する意向である。」。
 総理、ごらんいただけますか。この新聞記事、総理、いつの新聞記事だと思われますか。この福田総理というのが一体だれかということなんですが、これは福田赳夫総理。一九七七年、今から三十二年前の日経新聞の記事なんですね。これは総理にも申し上げたいし、自民党の皆さんに申し上げたいんですが、このときからわたりは問題になっていて、三十年以上にわたってこの問題を放置してきた政府・自民党というのは、一体これは何なんだということをまず指摘したいというふうに思います。
 きょうの午前中、総理の方から、わたりについては新たな答弁がありました。それ自体は、何らかの決意を示したものとしては評価をしたいと思います。ただし、今の天下りの実態を考えれば、本当にこれでわたり、天下りを禁止できるのか、私は極めて疑問だと思っています。加えて、あとは禁止のやり方ですね。本当にこれで天下りがなくなるのか、このやり方についても、私は、やり方を含めて疑問に思っています。
 総理に確認をさせていただきたいんですが、まず、平成十九年に通った国家公務員法の改正は、この法律によると、三年間は天下り、わたりを認めているという解釈を、我々はわたりについてはこれは認めていませんが、政府はそういう解釈をしているということでよろしいですね。